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JCB、SASで新与信管理システムを構築
〜 分析・レポーティング環境を強化、経営計画と連動した与信管理を
「SAS®9 Enterprise BI Server」で実現、5%の収益増を見込む 〜

2005年6月8日

EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都中央区勝どき、代表取締役社長:堀 昭一、以下:SAS)は本日、国内クレジットカード最大手の株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区南青山、取締役社長:信原 啓也、以下:JCB)が、従来からSASと共同で開発を進めてきた同社の新与信管理システムに新たに「SAS®9 Enterprise BI Server(以下:SAS EBIS)」※1を導入したことを発表しました。これにより、JCBでは、与信モデル・戦略の定常的なトラッキングと機動的な修正が容易となり、経営計画と連動した与信管理の実現と、ポートフォリオレベルでの長期間の収益性を考慮した戦略の立案・実行が可能となります。その結果、同社では前年度比で5%の収益増加を見込んでおります。

JCBでは、経営計画や外部環境に連動した機動的かつ総合的な与信管理の実現と収益向上を目的として、「新与信管理システム構築」プロジェクトを2002年5月に発足させました。新与信管理システムは、初期与信※2、途上与信※3、回収までの一連の与信管理業務全般を一気通貫で管理することを目指したもので、JCBはSASを導入し、データ整備および各種与信モデルの開発・実装についてSASと共同でプロジェクトを開始しました。その実績およびSASのサービスや信頼性が高く評価され、分析・レポーティング環境強化のため、今回新たにSAS EBISの導入に至りました。

JCBの与信最適化プロセスは、「分析(モデル開発)」→「戦略開発」→「システム実装」→「トラッキング」の4フェーズを循環させることで、より精度の高い与信管理を目指します。新与信管理システムは、「分析(モデル開発)」、「戦略開発」と「トラッキング」のフェーズをサポートする「分析・レポーティング環境」と、「システム実装」をサポートする「運用環境」を、より効率的に機能分割させ、以下を実現します。

  • 「分析(モデル開発)」から「システム実装」までのリードタイムを短縮し、戦略実施効果の早期創出を図ります。従来は、各種分析、戦略の開発から実装までに6ヶ月程度の期間が必要でしたが、SAS EBISを含む新与信管理システムでは3ヶ月で可能となり、与信最適化プロセスのサイクルを大幅に短縮します。
  • 分析・レポーティングの機能を独立した環境に集約することで、運用環境に制約を受けることなく、従来のモデル開発とともに定常的な実績のトラッキングを実現し、与信施策効果の継続的な向上を実現します。
  • 旧来の一部アナリストのための分析ツールから、戦略立案者やマネジメント自らが、必要な時に必要な情報にアクセスし、意思決定に利用できる環境を実現します。

SASのEBISで強化された新与信管理システムは2006年1月より本格稼動を開始する予定です。

なお、JCBでは「クレジットカード会社JCB」から「決済総合ソリューション企業JCB」への進化を標榜する中で、自社与信管理業務の最適化を図り続けるとともに、これら与信管理業務ソリューション・サービスをJCBのフランチャイズ企業など、各種金融機関に提供する事も視野に入れたシステム開発を進めております。

※1 SAS Enterprise BI Server: レポーティング、クエリ、分析、OLAP、統合アナリティックス、ビジュアライゼーション、Microsoft Officeとの連携を含む、包括的なBI機能が統合されているBIプラットフォーム。
※2 初期与信:金融機関が、新規の融資申込者への融資・貸出枠を信用力などを審査して決めること。
※3 途上与信:初期与信の後、顧客の返済能力やクレジット利用状況を管理し、融資・貸出額を見直すこと。

【新与信管理システム全体概念図】

System Image

※ クリックすると拡大画面が開きます

SAS Institute Japan は、来る2005年6月9日、SASの多彩なEIPソフトウェアとソリューションを紹介する「SAS Forum Tokyo 2005」をホテル日航東京(東京都港区台場1-9-1)にて開催します。当日はJCB様のご講演も行なわれる予定です。カンファレンスの詳細および参加お申し込みは次のWebサイトをご覧ください。

日時:2005年6月9日(木) 10時〜17時 (会場:ホテル日航東京)
公式Webサイト:http://www.sas-forum-tokyo2005.com/

<株式会社ジェーシービーについて>

株式会社ジェーシービーは日本のクレジットカード業界最大手で日本発唯一の国際クレジットカードブランドホルダーです。業界の草分けとして創業以来40余年のクレジットカード事業で培ってきたノウハウ・スキル・インフラを活用し、さまざまな生活シーンにおける「決済」を軸にした総合的なソリューションの提供を目指しています。

・事業内容:クレジットカード業務、クレジットカード業務に関する各種受託業務、融資業務、信用保証業務、集金代行業務、ギフトカードの発行・販売業務
・本社:東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア
・設立:1961年1月25日
・資本金:66億1,610万円
・年間取扱高:5兆6,937億円(2004年3月末現在)
・会員数:5,162万人(2004年3月末現在)
・加盟店数:1,171万店(2004年3月末現在)

<SAS Institute Japan株式会社について>

SASは、EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム=企業情報系基盤)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーです。ワールドワイドで現在、Fortune500®社の94%を含む世界中の40,000以上のサイトでSASが採用され、日本においては1,500社2,300サイトの導入実績を誇ります。創業以来最大の開発投資を行なって市場導入した次世代BIプラットフォーム「SAS®9」を基盤に、業種横断としてCEO、CFO向けの企業業績管理、CMO向けのマーケティング・オートメーション、CIO向けのITリソース・マネジメント、業種別として金融サービス業向けのBasel II対応、医薬製造業向けの臨床データの解析、製造業向けの品質保証、通信業・保険業界向けの統合パッケージなど、広範なBIソリューションを市場に継続投入しています。SASは29年前に米国で創業され、日本においては19年間「The Power to Know®(知る力)」を顧客に提供し続けています。日本国内210名の社員が、全世界9,500名の社員と連携して、日本のお客様に「Beyond BITM(次世代ビジネス・インテリジェンス)」を提供しています。(http://www.sas.com/japan/

* SASおよびその他の製品は米国およびその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

SAS Institute Japan株式会社
広報担当:大野 敦子、清水 英恵、五十嵐 梢
TEL:03-3533-3780
E-mail:jpnpress@sas.com


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