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SAS、「SAS® Scientific Discovery Solutions」の機能を拡充し
新薬開発プロセスの効率化を支援
〜 バイオマーカーの解析やタンパク質解析ソリューションを統合 〜

2005年4月28日
* 2005年4月11日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

米国ペンシルバニア州フィラデルフィア発

EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.は4月11日(現地時間)、「SAS® Scientific Discovery Solutions」の大幅なアップグレードおよび新コンポーネントの追加を発表しました。「SAS Scientific Discovery Solutions」は、医薬品業界の研究部門が組織全体で新薬開発におけるプロセスの短縮と効率化を支援するBIプラットフォームを提供します。「SAS Scientific Discovery Solutions」により、医薬品の研究者は生産性を向上し、リソースを最大限に活用することができます。

米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、米国サンフランシスコに拠点を構える医薬品業界専門の投資銀行であるBurril & Companyと共同で報告書を発表し、米国内のバイオ医薬品企業は2004年に、27年前の13億ドル(1977年)を大きく上回る493億ドルを研究開発に投資していると推定しています。しかし、医療費に占める医薬品価格の高騰に対する市場の圧力や、上市した医薬品の回収が必要になった場合の莫大なリスクを考慮すると、医薬品開発への投資は今なおリスクが非常に高いと言えます。

米食品医薬品局(FDA)は、クリティカル・パス白書の中で、現在の医薬品開発のニーズを満たすには、従来のプロセスではもはや不十分だと述べています。さらに、最近公表された「Pharmacogenomics Data Submissions guidance」(新薬申請時に使用するファーマコゲノミクス・データの提出に関する指針)、「Class II Special Controls Guidance Document:Drug Metabolizing Enzyme Genotyping System」(薬物代謝酵素の遺伝子型に関する指針)にて、FDAは、医薬品開発プロセスの近代化を推進することにより、安全性の向上に取り組んでいく姿勢を明らかにしています。

医薬品開発を推進し、消費者や規制当局からの要求に対応するため、研究者は、将来有望な医薬品を特定し、それぞれの医薬品の化学属性、生体反応、生体分子への影響を徹底的に把握する必要があります。しかも、これまでよりも少ないリソース、コストで短期間にこれらを行なわなければなりません。こうした目標を達成する上で重要なのが、鍵となる明確なバイオマーカーの特定です。

「SAS Scientific Discovery Solutions」は、科学研究の信頼性、生産性を向上する、包括的な解析マネジメント・システムです。「SAS Scientific Discovery Solutions」のコンポーネントは、医薬品業界・研究部門の以下の活動を支援します。

  • リスクを最小限に抑えるため、研究プロセスの早い段階で安全性、有効性に関する問題を特定し、かつ将来有望な化合物を早期に特定し効率性を向上
  • 科学者の積極的な調査、バイオマーカーの研究を支援
  • 一貫した意思決定を推進し、研究プロセスを合理化する一元化された解析環境を構築
  • データの準備、解析手法のカスタマイズを容易にし、研究のベスト・プラクティスを提供
  • コラボレーション、データ共有、研究プログラムの多角的見解を推進して研究業務を効率化し、製品の上市までの期間を短縮
  • プラットフォームのコンプライアンス機能を向上し、規制遵守の問題のリスクを縮小

「SAS Scientific Discovery Solutions」のソリューション群には、「SAS Scientific Discovery Solutions」全体のバックボーンを提供する、一元化されたデータ・レポジトリ、解析マネジメント・プラットフォームである「SAS Research Data Management」、遺伝子解析におけるマイクロアレイ解析のための「SAS Microarray」に追加し、新たに下記の2つのコンポーネントが提供されます。

  • 「SAS Genetic Marker」−バイオマーカーの特徴付け、薬物反応、有害反応との関連性の評価を効率化できます。ケース・コントロールまたは家系データを使用したバイオマーカーの関連性の発見を効率化できます。
  • 「SAS Proteomics」−SASの実績のある解析技術により、タンパク質バイオマーカーを識別し、病気の状態、薬物反応などの生物学的状態を分子的に示すものとしての有効性を立証できます。このコンポーネントにより、研究部門は、患者の代謝性を評価し、個人の代謝にあわせた薬物療法の適切なパターンを確立できます。

「SAS® Scientific Discovery Solutions」の機能強化

SASは、「SAS Scientific Discovery Solutions」によって研究の生産性を向上するため、新しいコンポーネント追加のほか、大幅なアップグレードを実施しました。「SAS Research Data Management」の新バージョンでは、ユーザビリティがさらに高まり、わかりやすいドロップダウン・メニュー、タブにより、カスタマイズ機能を強化しています。また、「SAS Research Data Management」では、セキュリティ、トレーサビリティ機能が解析プロセスまで拡大され、さまざまな共通のデータ操作方法が追加されました。

また、「SAS Microarray」の新バージョンでは、品質管理、正規化、パターン検出、統計モデリングの新しい解析手法など、遺伝子発現の解析の選択肢が広がりました。さらに、データ作成モジュールが更新され、Affymetrix、Agilent、Genepix、Quantarray、Scanalyzeのプラットフォームに対応しました。

<SAS Institute Inc. について>

SASは、EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム=企業情報系基盤)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーです。現在、Fortune500®社の94%を含む世界中の40,000以上のサイトでSASが採用され、顧客ならびにサプライヤーとのより有益な関係の構築、より良くかつ正確な意思決定、円滑な組織運営の実現などに用いられています。SASは、大規模データからインテリジェンスを創造するために、データウェアハウス・分析ならびにBIアプリケーション群を統合できる唯一のベンダーです。SASは、29年以上もの間「The Power to Know®(知る力)」を顧客に提供しています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、設立:1976年。社員数:Worldwide 約9,500名、日本支社 約210名。(http://www.sas.com/

* SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

▼ 本件に関するお問い合わせ先

SAS Institute Japan株式会社
広報担当:大野 敦子、清水 英恵、五十嵐 梢
TEL:03-3533-3780
E-mail:jpnpress@sas.com
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