SAS、2004年業績、前年比15%増の史上最高売上を達成
〜 全世界の売上高15億米ドルを超過 〜
2005年2月17日
* 2005年2月3日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
米国ノースカロライナ州キャリー発
ビジネス・インテリジェンス(BI)・プラットフォームとソリューションのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.は2月3日(現地時間)、2004年度の決算報告を発表しました。売上、顧客の拡大で前年に続く成功を収め、通期売上高が前年比で15%増、15億3,000万米ドルに達し、BIソフトウェアのリーディング・ベンダーとしてのSASの地位を確実なものとしました。この結果、SASは28年連続で売上増と利益増を達成したことになります。卓越した業績の要因として、各業界に対する注力、革新的な 「SAS®9 Enterprise Intelligence Platform」の世界同時投入、および次世代のビジネス・ソリューションのリリースなどが挙げられます。
証券・投資会社SG Cowen & Co.のピーター・ゴールドマッハー(Peter Goldmacher)氏は、「SASは2004年に、さまざまなデータウェアハウス、インテグレーション、BIソフトウェア・アプリケーションの販売によって15億米ドルを超える売上をあげました。その結果、世界屈指の規模のソフトウェア企業となり、BI市場における非常に高い競争力を獲得しています。SASの競合企業は、製品革新と顧客との関係向上に対する同社のコミットメントから学ぶべきものが多いでしょう」と述べています。
【売上に関する詳細】
SAS、CEO兼代表取締役社長のジム・グッドナイト(Jim Goodnight)は、「SASの優位性は、市場のどんなソフトウェア製品よりも迅速に、組織全体にインテリジェンスを提供することを可能にする能力です。弊社は、顧客の業界特有の課題を理解し、迅速さという価値を提供することに注力しています。SASは、データの可視性のみならず、企業にとって新たに重要課題となる問題に解決を与えます。弊社は、景気回復時に高い競争力を保持するため、市場停滞時に雇用と新テクノロジーへの多額の投資を行なっています。今回の業績には、その成果が表れています」と述べています。
金融、小売、通信業界の顧客にとって熾烈な競争の結果、キャンペーン・マネジメントとマーケティング・オートメーションを含むカスタマー・インテリジェンスが2倍以上に増加しました。ABC/M(活動基準原価計算/管理)、パフォーマンス・マネジメントといった、企業の健全性の監視、管理に関係するアプリケーションは、2003年と比較して30%以上増加しました。企業のコスト管理意識の高まりにより、ITマネジメント・アプリケーションは約30%、リスク・マネジメント・アプリケーションは20%の収益増を達成しました。また、SASの最も得意とするアナリティックス、データ管理も20%以上の収益増でした。
業界別では、金融サービスが引き続き収益源のトップで、業界別収益の35%を占めました。特に堅調な伸びが見られたのは、金融サービス業(22%)、医薬品製造業(20%)、公共部門(30%)、通信業(18%)、エネルギー/電力業(18%)、小売業(9%)でした。
SASの長期に渡る世界的なプレゼンスは、世界各地での収益の堅調な伸びで示されています。地域別収益では、南北アメリカが46%、ヨーロッパ/中東/アフリカ地域(EMEA)が44%、アジア太平洋地域が10%となっています。特にアジア太平洋地域では、売上げの急増により、20%の収益増を記録しました。また、中南米では、総収益が2003年と比較して50%と大きく増加しました。
【革新の年となった2004年】
2004年に競合企業が直面した主要課題には、リーダーシップ以外に、品質、顧客志向、コンプライアンス(法令遵守)、グローバル化への取り組み、財務の健全性がありました。Gartner Groupによれば、2004年、CIOの3分の2はIT投資で期待値を引き出せず、責任問題となることを恐れました。1 CIOが投資収益の期間短縮に努めたことによりSASの採用がすすみました。CIO Insight誌は今年もSASを年間ROIランキングのトップ20に選出しました。
SASの新規事業を推進したのは、「SAS®9 Enterprise Intelligence Platform」を皮切りとした一連の新製品の発表でした。このSAS独自のインテリジェンス・プラットフォームは、企業がすでに所有している資産、データ、システムを活用して、より多くの社員がSASの予測分析、データ管理機能などを利用できるようにします。ETL(データの抽出/加工/ロード)、データ品質、データウェアハウス構築、ビジネス・インテリジェンス、アナリティックス機能を搭載したこのプラットフォームは、IT投資の総所有コスト(TCO)削減の土台になります。2004年、SASは「SAS®9」を約20,000サイトに出荷しました。
SASは、このプラットフォームを基盤に、ワールドワイドで「SAS® Financial Intelligence」、「SAS® Marketing Automation」、「SAS® Risk Dimensions®」、「SAS® Web Analytics」、「SAS® Activity-Based Management」、「SAS® IT Management Solutions」、「SAS® Supplier Relationship Management」の7つの拡張ソフトウェア・ソリューションを発表しました。米国の調査会社Forrester Researchは次のように述べています。「新しい『SAS Marketing Automation』ソリューションは、分析系CRMおよびマーケティング・オートメーションのソフトウェア市場を大きく変化させるでしょう」 2 このForrester Researchの見解は同ソリューションの収益成長によって裏付けられています。
SASは2004年、パフォーマンス・マネジメント分野へさらに注力し、目立たないが、もっと注目すべきである業績優秀な事業や、実施されていない原因に対する正確かつ洞察に満ちたデータを意思決定者自身が作成できるようにしました。英国のIT調査・分析会社Butler Groupは、SASがこの市場で他を凌駕する業績を上げたと評価しています。3
SASは引き続き業界別ソリューションを拡充し、他に類を見ないアナリティックス機能に、銀行、保険、小売、ライフサイエンス、通信、製造などの業界の専門知識を付加価値として加えました。たとえば、金融サービス業の商慣習に精通したSASは、新しいコーポレート・コンプライアンスのニーズによって生じた課題に対処するソリューションを開発しました。また、SASとMarketmaxは引き続き、マーチャンダイジングを向上させ、マーケティングの意志決定を迅速化することにより、小売業へのソフトウェア開発・販売を拡大しました。
【2005年の展望】
グッドナイトは、「『SAS®9 Enterprise Intelligence Platform』とソリューションにより、顧客企業は、これまでのBIを超えた、単なる履歴データの追跡ではない業績予測が可能になります。『SAS®9 Enterprise Intelligence Platform』が発売後短期間でさまざまな企業に採用されたことと弊社の持続的な収益成長は、常に他に類を見ない品質と投資収益率の提供に対する弊社の注力を裏付けており、SASとその顧客企業が今後も成功を収め続けることを示唆しています」と述べています。
SASは今後も、「The Power to Know®(知る力)」を顧客に提供して、BI市場でのリードをさらに拡大していく予定です。「SAS®9 Enterprise Intelligence Platform」の強みと継続的な機能拡張により、SASは、社内のデータを統合し、インテリジェンスを企業の戦略的資産として利用できるようにする、独自の地位を維持していきます。
【新規顧客の獲得】
2004年第4四半期にSASのソリューションのライセンスを取得した主な顧客様は下記の通りです。
イオンクレジットサービス株式会社、Blyth Inc.(米生活雑貨店)、Burger King Corporation(米大手ファースト・フード・チェーン)、Duke University Hospital(米ノースカロライナ州デューク大学病院)、Eskom Information Technology(南アフリカ電力公社のIT部門)、European Anti-Fraud Office(欧州不正行為防止庁)、Fingerhut Direct Marketing(米商社通販マーケティング会社)、GlaxoSmithKline Services plc(英大手製薬会社)、Hartford Life(米大手生命保険会社)、HBOS plc(英最大の金融サービス会社)、HSBC Bank plc(英大手銀行)、Kohl’s Corporation(米百貨店)、Ministero Dell’Economia E Delle Finanze(伊経済財務省)、Nextel Communications Inc.(米携帯電話サービスプロバイダー)、North Carolina Office of Information Technology Service(米ノースカロライナ州情報技術サービス)、ORANGE FRANCE(仏France Telecomの携帯電話部門子会社)、Poway Unified School District(米教育機関)、Stage Stores Inc.(米衣料品メーカー)、U.S. Census Bureau(米国勢調査)、U.S. Coast Guard’s Integrated Deepwater System Program(米国沿岸警備隊「海洋船遂更新プログラム」)、NAVCIRT(米国海軍)、Norwich Union Central Services Limited(英保険会社のITサポート部門)、South African Revenue Services(南アフリカ国税庁)、Vodafone Limited(英携帯電話サービスプロバイダー)、UNEDIC(仏全国商工業雇用協会)、University of Washington(米ワシントン大学)、Wisconsin Department of Revenue(米ウィスコンシン州税務局)、など多数が挙げられます。
【業界内の評価】
SASは、事業、従業員戦略が評価され、数々の賞賛を受けました。
- 「SAS®9 Enterprise Intelligence Platform」は、BIアプリケーションの進化において重要な意味を持つ画期的な製品と評価され、米国製造業向け米ビジネス誌IndustryWeek(インダストリーウィーク)主催の「テクノロジー・アンド・イノベーション・アワード(Technology and Innovation Awards)」に選出されました。IndustryWeek編集者は、2004年「テクノロジー・オブ・ザ・イヤー(Technologies of the Year)」の5製品の1つに「SAS®9」を受賞製品として選出しています。
- 米国の専門誌CRMマガジンでは、SASのCEOグッドナイトがCRM殿堂入りを果たし、SASの顧客であるAmerican Automobile Association(米国自動車協会、以下:AAA)の支部 AAA Mid-Atlanticが、最も高い投資対効果(ROI)を実現したCRMソリューションユーザー企業に贈られる「CRM Elite」賞を受賞しました。CRM Analytics部門では、SASは「予測分析の面で最高のベンダー」であり、同部門内で「最も忠実な顧客ベースを有する企業」として賞賛されました。
- 米DM Review誌の読者は、7年連続で、BIソフトウェア・ベンダーのトップ100社を表彰する、栄誉ある「DM Review 100」賞にSASを選出しました。
- 米CMP Media社が発行するIntelligent Enterprise誌は、第7回Readers' Choice Awards for Best IT Products(読者が選ぶ最優秀IT製品賞)において、Best Data Mining(最優秀データマイニング製品)部門、Best Text Analysis(最優秀テキスト分析製品)部門、Best Predictive Modeling and Planning(最優秀予測モデリング・計画)部門の3部門でSASを選出しています。
- 従業員を大事にしているSASは、フォーチュン誌が毎年発表する米国で「最も働きやすい企業トップ100(100 Best Companies to Work For)」のトップ20に8年連続で選出されました。さらに、1998年のランキング開始以降、毎年ランク入りしてきた22社が名を連ねる「殿堂」入りを果たしました。
1. Gartner, Inc.が2005年1月14日に発表した、1,300人のCIOが2005年のIT予算を2.5%増加させるという調査結果
2. 米IT調査会社Forrester Researchが2004年3月5日に発表した、「SASがマーケティング・オートメーションを刷新(SAS Shakes up Marketing Automation)」というコメント
3. 英IT調査会社Butler Groupが2004年6月に発表した、「Corporate Performance Management: A New Approach to Business Control and Planning」と題されたレポート
<SAS Institute Inc. について>
SASは、真のエンタープライズ・インテリジェンスを創造する、ビジネス・インテリジェンス(BI)・プラットフォームとソリューションのリーディング・カンパニーです。現在、Fortune500社の94%を含む世界中の40,000以上のサイトで採用され、顧客ならびにサプライヤとのより有益な関係の構築、より良くかつ正確な意思決定、円滑な組織運営の実現などに用いられています。SASは、大規模データからインテリジェンスを創造するために、データウェアハウス・分析ならびにBIアプリケーション群を統合できる唯一のベンダーです。SASは、28年以上もの間「The Power to Know®(知る力)」を顧客に提供しています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、設立:1976年。社員数:Worldwide 約9,200名、日本支社 約210名。(http://www.sas.com/)
* SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
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