株式会社NTTドコモ 情報システム部 情報戦略担当部長
久保田 明 氏
株式会社NTTドコモは、経営のスピード化とアカウンタビリティの確立をめざし、経営のリアルタイム化に取り組んでいる。情報分析プラットフォームの計算エンジンにSAS® Enterprise Miner を導入、先進のマイニング環境と情報活用の実際を紹介する。
「NTTドコモの携帯電話の契約台数は4,925万台を突破(2005年5月末現在)、携帯電話サービスにおいては昨年、『iモードFelicaサービス』の登場によリ、ITインフラから生活インフラへと進化を遂げています。
こうした背景の中、NTTドコモでは経営のスピード化とアカウンタビリティの確立をめざし、経営のリアルタイム化を進めています。業務の流れ=情報の流れ=金の流れ=物の流れを一致させ、現実の経営の姿をリアルタイムに把握しようというものです。
オペレーショナルデータだけでなく、会計データもリアルタイムで把握できることが、NTTドコモの特長だと言えます。全国のドコモグループ各社から中央のサーバに集められるデータは、ディスク容量約214テラバイトのデータウェアハウスに集められ、その分析画面数は4,700にも上ります。抽出されたデータは、翌々日には参照することができますが、さらに深い分析はマイニングサーバ(24CPU 約30テラバイト)を使用、情報分析プラットフォームの計算エンジンにはSAS Enterprise Minerを導入しています。
こうして導き出された分析結果をもとに、顧客行動予測モデルを作成、それを活用してお客様満足度の向上を図る等の具体的な施策に展開しています。
2010年頃、移動通信システムは第4世代に入り、数十Mbpsを超える広帯域での、あらゆる情報通信が可能となります。そのとき、ユーザーに密着した、より最適なサービスや情報の提供を私たちNTTドコモはめざしています。」
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