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米国国勢調査局正確な国勢調査を、最先端の運営システムでサポート。
SASソリューションを中核に米国国勢調査局は、10年に一度、全米の人口および住宅調査を行なっている。1790年からはじまったこの調査は、教育や雇用、また連邦議院の割当数算出など、国内のさまざまな公共政策を決定する上で、重要な情報源となっている。そのため、限りなく正確な算出が求められるが、推定2億7300万の人口を数えるには膨大な労働力と煩雑な事務作業が必要となる。1990年に行なわれた前回の調査では、総計30万人の臨時職員が雇われたほどだ。では、こうした作業をいかに管理するのか。西暦2000年4月に行なわれる第22回目の国勢調査を前に、当局はその進行具合とコストを管理する情報系システム、Census 2000 Cost & Progress(C&P)システムの開発をスタートした。SASインスティチュートのデータウェアハウジングおよびデータマイニングソリューションは、そこでのコア・テクノロジーとして採用された。現在、このSASデータウェアハウスは、メリーランド州にある国勢調査局のコンピュータ・センターに置かれ、12地域、520地区のオフィスに対する業務割当表を生成する基幹系システムから、給与支払名簿、予算、計画データなどのデータを引き出す役割を果たしている。 使いやすさとパフォーマンスを同時に実現プロジェクトをリードする管理部門(Decennial Management Division:DMD)は、C&Pシステムを構築するにあたって、大きく2つの目標を掲げた。ひとつは、ユーザーが技術的な問題に煩わされずに、簡単にデータを操れるシステムにすること。ユーザーは、国勢調査局のマネージャやエグゼクティブであって、コンピュータの専門家ではない。SASを導入することにより、Windows環境でのオペレーションが可能なインタフェースはもちろん、非定型的なデータ分析や必要な情報へのアクセスが簡単にできるようなデータ構造を実現した。ふたつ目は、さまざまなクエリに対して、5秒以内でレスポンスするパフォーマンスの高いシステムにすることであった。従来のRDBMSには、余分な機能がたくさん付いており、それがシステムパフォーマンスの低下やメンテナンスの難しさを引き起こしていた。これも、SASにより、高速なデータ検索およびダウンロードが、プラットフォームの違いを気にすることなく行なえるようになった。 意思決定のプロセスを改善
C&Pシステムは、その名が示す通り、国勢調査の支出(Cost)と進行(Progress)を管理するシステムである。たとえば、各職員が働いた時間とそれにかかったコスト、また各職員が一日で何戸調査したかといった作業状況がトラッキングできる。当局管理者であるユーザーは、コストに対して調査が適正に進行されているかどうか、つまり各地域における調査作業のコストおよび進行を、ひとつの大きなビジョンとしてリアルタイムに把握できるようになるのである。前回までの調査レポートは、すべてハードコピーがベースであり、こうした意思決定に、当局は受け身的にならざるを得なかった。しかし2000年の国勢調査には、SASインスティチュートのソリューションをベースとした最先端テクノロジーが駆使される。C&Pシステムの実現は、調査におけるさまざまな管理業務をプロアクティブ(事前対応的)に行なうことを可能にするであろう。
Case Profile
Name:The US Bureau of the Census(米国国勢調査局)
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