NTTコムウェア北海道株式会社 (旧: NTTコムウェア株式会社・北海道支店)

世界最大規模の高速データ処理ノウハウで、より高精度なデータマイニングを実現

* 2001年 sas com掲載情報です。
* 本文中は旧社名にて記載されています。

データの流れをすべてサポート

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(NTTコムウェア)は、NTTの社内情報部門専門の組織としてシステム構築・運用・保守を行なってきた企業である。1997年にNTTから分離独立してNTTコミュニケーションウェア株式会社となり、2000年に現在の社名に変更。日本をリードするSIベンダーのひとつとして全国的な活動を展開している。

同社北海道支店では、こうした経験やノウハウを活かして世界最大規模のデータ加工およびマイニングを短時間で実現するテクノロジーとソリューションを保有。データウェアハウス構築から分析業務、コンサルティングまでを一貫して受注できる体制を整え、流通・通信・医薬業界などに対するデータマイニングサービスを提供していく。また、ASPソリューションやLinuxソリューションなども同時に提供し、お客さまが求める最適なIT化を最先端技術でサポートしていくことをめざしている。

「北海道支店ではデータベースやデータウェアハウス構築、さらにはデータマイニングなど、データの流れをすべてサポートすることに注力してきました。この部分を抑えなければ、次世代の競争を勝ち抜いていくことはできないと考えていたからです。そして私たちのこうしたビジョンの実現のためにSASは良きパートナーとしてさまざまなアドバンテージを提供してくれています」(NTTコムウェア株式会社 北海道支店 支店長 藤原國利氏)。

SASでデータ処理時間を飛躍的に短縮

NTTコムウェア北海道支店では、データウェアハウジングおよびデータマイニングのために、SASの最新バージョンV8eとSAS Enterprise Miner V4を導入している。大規模なデータを一括で取り扱うことができること、そのデータをそのままマイニングに結び付けられること、そしてOSの異なる処理サーバ(Windows NT、Windows 2000、UNIX)上のデータにも互換性をもたせられること、などがSASを選択した理由である。

「データウェアハウス構築と言いますとデータベースという概念が一般的にあるのですが、私たちはそうはとらえていません。お客さまの目的や使い勝手によって、データベースにするかSASのようなデータセットにするかを変えていくべきだと考えています。ただ、いろいろな性能比較をした結果、ウェアハウスからマイニングにつながるデータの処理工程の短縮化も考えますと、市販のデータベースよりもデータセットを構築した方が効率的であるということがわかりました。そこで、当初はCOBOLやCなどを用いてファイルを作成していたのですが、今度は1ファイルにつき2ギガバイト以内というサイズ制限がありました。SASであればこうした制限がないため、大容量データを一括処理することが可能です。また、AlphaServerのフル64ビットの高速処理性能と組み合わせることで、またSASの優れたデータ加工機能などによって、データ処理時間を従来の10分の1まで飛躍的に短縮することができました」(同社北海道支店 データマイニングプロジェクト 担当課長 八柳淳一氏)。

30テラバイトのデータマイニング

今後はSASのテクノロジーを活用しながら、超大容量データ、あるいは全件データ分析サービスなどを提供していく予定である。「たとえば、地域に密着した百貨店などでは、サンプリングによるデータマイニングの結果と全件でのデータマイニング結果に若干の違いが見られます。ですから、お客さまに納得していただくご提案をするには、全件マイニングをしていくべきではないでしょうか。これは非常に難しい作業ではありますが、私たちはデータサイズで30テラバイトレベルのデータ処理を行なえる能力を備えています。私たちがこれまでに蓄積してきた世界最大規模のデータマイニングノウハウを、ここで発揮していけるのではないかと考えています」(八柳氏)。

データのクレンジングから加工・集計、そしてマイニングやコンサルティング、システム構築までデータマイニングのすべてを実現できるNTTコムウェア北海道支店。同支店で取り扱う大規模データ処理のノウハウをSASにフィードバックしながら、世界最大規模のマイニングモデルの実現にチャレンジし続けていく。「ただし、どんなに大容量のデータ処理を高速に行なったとしても、最終的には人が一番重要なファクターになります。データマイニングによって得られた統計結果を人がどう判断するのか。このことをサポートするために、統計を用いながらどれだけ統計則に従わないか、という部分をなんとかうまく実現していけたらと考えています」(八柳氏)。

高いセキュリティでCRMシステムを構築

このように、NTTコムウェア北海道支店では、データマイニング実現のための独自のノウハウやポリシーをすでに確立しているのである。そしてその哲学は、データセキュリティという部分にも反映されている。つまり、流行に流されず、つねに一番セキュリティが高い方法を考えながらも、使い勝手を良くしていくというサービスの実現である。

「私たちはCRMのためのデータは、社外だけでなく社内的にも絶対に目に触れてはいけないものだと認識しています。最近ではCRMなどにWebツールを活用するケースが多く見られますが、私たちはまず第一にセキュリティの高いシステムの構築をめざしています。極端な話、お客さまのところに端末を一台置いて、そこに直接回線を引き、そこだけに情報を届けるということを基本としております。物理的に絶対に破られないような仕組みをまず考え、その中で一番良い使い勝手を考えていく。こうしたことができるのも私たちのアドバンテージではないかと思っています」(八柳氏)。

今後はこうしたデータマイニングサービスを、販売コンサルティング的なことを含めながら、あらゆる業種のあらゆる企業に提供していく予定である。「おこがましいかもしれませんが、特に企業経営の向上を模索している企業とパートナーシップを組んで、業績向上を共にめざしていけたらと考えています。そのために、 NTTコムウェアのアドバンテージ、そしてSASのソリューションと、お互いが持っているアドバンテージを組み合わせて、新しいさまざまなことに積極的に挑戦していきたいと思います」(藤原氏)。

NTT COMWARE Hokkaido

写真左より:
NTTコムウェア株式会社北海道支店
支店長 藤原 國利氏
同支店 データマイニングプロジェクト 担当課長 八柳 淳一氏
(2001年当時)

課題

DWH構築から分析業務、コンサルティングまでを一貫して受注し、各種業界でデータマイニングサービスを提供

ソリューション

大容量データを一括処理、優れたデータ加工機能などによって、データ処理時間を従来の10分の1まで飛躍的に短縮

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